2014年1月23日木曜日

プライシング

「実はスマホもってないんですよ…」というと、原始人のような扱いを受ける今日この頃。スマホを持っていないのは、第一に今は外回りがほとんどないので、使う機会がないから。第二に通信代が高いから。

僕からすると約1万円/月、つまり12万円/年は高いと感じますし、携帯キャリアが巨額の利益を計上しているのも釈然としないのですが、何に価値を置くかは人それぞれというものでしょう。


ですが、最近ふとテレビをみていたら、NTTコムのOCNがMVNOの宣伝をやっていまして、「通信料980円/月って…超安いじゃん!」と目を引きました。MVNOはキャリアから業者が回線を借りて、安く売りさばくサービスです。

そもそも、何故携帯キャリアはこのようなサービスを「許す」のでしょうか?もし携帯ユーザーの大部分が僕のように考えてそっちのプランに切り替えてしまえば、携帯キャリアの利益は吹き飛んでしまいます。

このような価格戦略が成り立つのは「利用層が明確に分かれている」時です。つまり、MVNOを使うようなユーザーは、そもそも通常の契約を結ばない少数のオタクである(と携帯キャリアはみなしてる)。であれば、回線の余力分をばら売りした方が良い、というソロバン勘定でしょう。

ですが、CMというのは究極にマス向けの媒体です。このようなチャネルでキャンペーンが成り立つと言うことは、かなり「スマホに高いお金を払うのはバカらしい」というユーザーが増えているのではないでしょうか?実際、LINEも普及してますし、皆さん音声通話って使いますかね?

こうなると、携帯キャリアの利益を「浸食する」という現象が始まりかねません。実際に、NTTコムがやろうとしたときに親会社のNTTから圧力がかかったとか、なんだとか。

いずれにせよ安くなるのはユーザーにとっていいことです。個人的には1000円/月なら十分にAffordableということで、加入検討しております。

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