2014年1月24日金曜日

携帯キャリアの収益構造

昨日のエントリーに絡んでタイムリーな記事が出てましたね。
スマホ、通話も定額制 ソフトバンクは月1280円で
ソフトバンクはスマートフォン(スマホ)の音声通話に4月から定額料金制を導入する。現在は時間に応じ料金が増える仕組みだが、定額のデータ通信料金と一本化する。主力の料金プランは月6980円で音声通話分は実質月1280円。
2014/1/24 2:01 (2014/1/24 2:00更新)日本経済新聞 電子版 
ソフトバンクだけでなく、ドコモのサイトをみても、平均通話時間の低下以上に、売上の下落は大きく、全ての携帯キャリアで音声通話の低料金化が進んでいることがわかります。

1契約当たり月間平均収入

1契約当たり月間平均通話時間

既にデータと音声通話の収入は逆転しております。もう2年ぐらい前から携帯電話キャリアにとっては通話サービスの方が「おまけ」の時代にはいってるんですね。

この手の値下げ競争はどこまで続くのか?古典的なミクロ経済のセオリーに従うならば、その答えは「業者の利潤がゼロになるまで」ということになります。もちろん、携帯電話会社としてはそうはさせじと、競合他社に先駆けてお客さんが「多少余分に払ってくれるサービス」を開発しなくてはならない。

個人的には、携帯電話会社はまだまだ儲かってるんだから、もっともっと値段を下げてほしいところであります。

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